「家づくり」という仕事をしている私たち工務店にとっては極力、無駄な経費を使わないということが大事です。
そうすれば、お客様から頂く大切なお金を「良い材料」と「職人さんの手間賃」に使うことができるからです。「良い材料」と「良い職人さん」が揃えば、その結果黙っていても良い家になるからです。そのために、私たちは以下のことに取り組んでいます。
立派な展示場は持ちません
展示場を建てる費用は、最終的にはお客様からの建築費から出ています。
私たちは実際にお建て頂いたお客様のお宅をお借りして、未来のお客様に見学して頂いています。展示場にお金を使うくらいなら、私たちを選んでくださったお施主様の家づくりに使いたいと思います。
豪華なカタログは持ちません
カタログにお金を使うくらいなら、釘の一本でも余分に打ちたいです。
私たちのカタログは実際に私たちを信じて家づくりを託してくださった実際の家です。
それ以上それ以下でもありません。
メディア広告もしません
タレントさんが自社の名前を連呼するには、莫大な費用がかかります。
しかし、それによってお客様にお渡しする家の何が変わるのでしょうか?もっと良い材料を使うこと、もっと良い職人さんに働いていただければ、確実にいい家になることを知っているので、CMにはお金をかけられません。
高給取りの営業マンはいません
通常年間に12棟の住宅を受注する営業マンの給料は、業界ではおよそ1000万円といわれています。
私は、それは高過ぎると思います。実際に家をつくるのは職人さんであり、現場監督です。営業マンが現場で何かをする訳ではありません。私たちの店では営業マンは置いていません。私がお客様のご希望などをお聞きします。
洗練された営業トークなど持ち合わせていませんが、家づくりの事は誰にも負けません。私たちはいい家を建てて、お客様にご覧いただくだけ、そして私たちに興味を持ってくださったお客様の家づくりを精一杯応援するだけ、それが私たちの考える「営業」です。
お客様にも家づくりに参加してもらいます
ほとんどのお客様にとって、家づくりは一生に一度の特別なもの。
だから私たちは出来る限り、お施主様ご自身に積極的に家づくりに参加していただき、一つでも多くの思い出を残していただきたいと考えています。
「私たちは何もしたくない。ただ家が買えれば、それでいい。」という家づくりは少し寂しいと感じています。また、そうやってお客様にも家づくりに関わって頂くことで、お客様にも還元出来ています。